Bの数

京都のブルース名所、「ZACO(ザコ)」から譲ってもらったブルースフェスティバルのポスター。一見、アルファベットBが沢山見えるので、ブルースミュージシャンになるためには名前に必ずBを入れた方がいいのか?と、思わせる。このポスターを見るたびにBの数が気になったので、数えてみた。

ブルースフェスティバルだからここにBが一つ。ブルースの王になるためのバトルだからここでBが二つ。B.B.Kingの名前にも二つ。Bobby “Blue” Blandの名前には三つ。Albert King, Little Milton, O.V.Wright, Otis Clay, Muddy WatersはB数ぜロ。Betty Wrightの名前には一つ。チケット販売店のBoss Bob Records Shopには二つ。ポスター印刷所はBaltimoreのByrd StreetにあるからBが二つ…

Bは全部で28回登場した。多い!と思いながらも、常識的に考えるとEが一番多いはずなのでEを数えた結果、やっぱりEの数は32。ついでにアルファベット全部を数えてみると、Aは20回、Iは31回、Oは30回、Lは28回、J、Q、Zは0回。そして驚くことにTが43回だった。

一般的に英語で使用頻度が高いアルファベットの順番はE-A-R-I-O-T-N-S-L-C-U-D-P-M-H-G-B-F-Y-W-K-V-X-Z-J-Qである。なのにことポスターの頻度順番はT-E-I-O-B/L-S-A-N-R-D/M-G/H-C-U-Y/P-K-F/W-V-X-J/Q/Z。確かにBの数が非常に多い。ということで、ブルースミュージシャンを目指しているのならまずは名前にBを沢山入れることから始めたほうがいいかもしれない。

B be Blues.