Julia Hart 『南十字』

2017年発売されたジュリア・ハート6集『西橋駅』の収録曲。CDバージョンは5m3sの長さだが、MVでは3m58s。歌詞翻訳はCDバージョンに従う。

MVのオープニングに出る文章はこれ:

「この世には二種類の悲劇しかない。 欲しいものが手に入らないことと、 欲しいものを手に入れること。」
オスカー・ワイルド 『ウィンダミア卿夫人の扇』

 

Julia Hart 『南十字』

近づいたら 燃えるかも知れない
遠くから見たほうがいい 輝く物は
ハッピーエンディングを夢見る二人だけの守護星は
とっくに死んでしまった星かも知れない

手が冷たいと言いながらもついに(あなたは離さずに)
まるで連れて行く場所でもあるように

光 いくら背けても顔を振ってもついに私を照らす
光 それほど層ごとに刺された氷破片もついに溶かしてしまう 輝くその

あなたの笑い方 その仕方の軟弱さについて
一日中一週間また何日間考えてる
盲目の者たちの夜明けに落ちた彗星のように
付けられた名のない悲しい感情

一回の希望が萎れる度にまた一輪ずつ
燦然たる赤白の花冠をあなたに

光 いくら背けても顔を振ってもついに私を照らす
光 それほど層ごとに刺された氷破片もついに溶かしてしまう

割れやすいと書かれてる箱を
開けてみる瞬間に割れだして
輝く

夢の中のメロディー燃えてしまって薄くて薄い翼で
光 それほど層ごとに刺された氷破片もついに溶かしてしまう
輝くあのまなざし

 

Julia Hart <남십자>

가까이 다가갔다간 불타버릴지 몰라
멀찍이 보는 게 좋아 반짝이는 것들은
해피엔딩을 꿈꾸는 둘만의 수호성은
일찍이 죽어버린 별일지도 몰라

손이 차갑다면서도 끝끝내 (넌 놓지않고)
마치 데려갈 곳이라도 있다는듯

빛 아무리 외면해도 고개를 돌려도 끝내 나를 비추는
빛 그토록 켜켜이 박힌 얼음 파편도 끝내 녹여 버리는 반짝이는 그

네가 웃던 그 방식의 연약함에 대해서
온종일 일주일 또 며칠을 생각해
눈먼 이들의 새벽에 떨어진 혜성처럼
붙여진 이름이 없어 서러운 감정

한번의 희망이 시들 때마다 또 한 송이씩
찬연한 赤白의 花冠을 너에게

빛 아무리 외면해도 고개를 돌려도 끝내 나를 비추는
빛 그토록 켜켜이 박힌 얼음 파편도 끝내 녹여버리는

깨어지기 쉽다고 씌여진 상자를
열어보는 순간에 깨어나서
반짝이는

꿈 속의 멜로디 불타버리고 남은 얇디얇은 날개로
빛 그토록 켜켜이 박힌 얼음 파편도 끝내 녹여버리는
반짝이는 그 눈빛